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2024年5月18日 (土)

医療過誤はなぜ起きるのか

 医療ドラマは比較的視聴率が高く安定した人気がある。命に関わる人間ドラマを描くことが多くて見ていてもためになることが多い。現在放送中の作品は「アンメット ある脳外科医の日記」。「Re:リベンジ 欲望の果てに」巨大病院を舞台にした復讐心や欲望を描いたサスペンス。「ブルーモーメント」主役は気象予報士だが気象災害から人命を守ることがテーマになっている。「くるり」や「366日」も記憶喪失が重要なテーマなので病院が舞台になることは多い。再放送ながら「コードブルー」はヘリコプターを使った救急医療で青年医師たちの活躍が描かれている。ドラマに登場する医師や看護師、救急救命士たちはみなカッコいい。でも医療行為に100%正解はない。ヒヤリ・ハットという言葉がある。事故には至らなかったものの、事故が発生してもおかしくなかったと感じられる、文字どおり「ヒヤリ」として「ハット」させられる事例のこと。英語ではインシデントと言う。アメリカの損害保険会社に勤めていたハインリッヒは、統計学的に分析したところ、1件の重大な事故・災害の背後には、29件の軽微な事故・災害、さらには300件の事例があるとする。労働災害における経験則、ハインリッヒの法則が知られている。医療において初歩的なミスは絶対に許されないが、医療事故は高頻度に発生している。心臓手術と肺手術の患者を取り違えて手術を行うという、1999年の横浜市立大病院事件はよく知られているが、ヒューマンエラーは無くならない。これを防ぐためには、「人はエラーを犯す」を前提にしてシステムなどを設計するなど、病院の医療体制をチェックしておく必要があるだろう。

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