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2024年3月10日 (日)

1杯のコーヒーと電話

    ボストン大学の音声生理学教授だったグラハム・ベルは1876年3月10日、いつものように助手のトマス・ワトソンと一緒に電磁石の実験をしていた。ベルは側においてあったコーヒーをこぼしてしまった。すると隣の部屋にいたワトソンがあわててモップをもってやってきた。ベルは「ワトソンくん、どうして、わたしがコーヒーをこぼしたのを知っているんだい?」とたずねるた。「えっ、わたしの部屋の電磁石から先生の声が聞こえてきたんです。あっ、コーヒーをこぼしちゃった、と」

「わたしたちは声を送る機械を発明したんじゃないか」「きっとそうですよ、先生」こうして偶然にも1杯のコーヒーがこぼれたおかげで、電話が発明された。ちなみに電話の発明は一世紀以上の間、ベルの発明とされてきたが、2002年の米国議会の決議でイタリアのアントニオ・メウッチが最初の発明者として公式に認められた。

 

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