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2024年3月13日 (水)

新選組の日

   本日は「新選組の日」。 文久3年(1863年)のこの日、芹沢鴨ら24名が壬生浪士組(新選組の前身)が正式に京都守護職・会津藩主の松平容保に取り立てられる。8月に「新選組」に改称。その後、約4年間にわたり、京都で尊攘派、倒幕派の弾圧を行った。池田屋事件は、新選組が雷名をあげた。司馬遼太郎は次のように書いている。

    「普通、この変で当時の実力派の志士の多数が斬殺、捕殺されたために、明治維新がすくなくとも一年は遅れた、といわれるが、おそらく逆であろう。この変によってむしろ明治維新が早くきたとみるほうが正しい。あるいはこの変がなければ、永久に薩長主導によるあの明治維新は来なかったかもしれない。」(燃えよ剣)とある。

   元治元年6月、京の四条西木屋町で武具商を営む枡屋喜右衛門(本名、古高俊太郎)方を捜索、連行し、拷問にかけると、尊攘派のクーデター計画を自白した。古高逮捕を知った尊攘派は、三条小橋の旅館池田屋に集まって善後策を協議していた。近藤勇は新選組を率いて討ち入りをかけた。祇園祭の宵宮でにぎわう6月5日の夕刻である。長州の吉田稔麿、肥後の宮部鼎蔵、松田重助、土佐の北添貴佶摩、望月亀弥太、石川潤次郎らが斃れ、多くの捕縛者を得る。新選組の犠牲者は奥沢栄助1人だった。(3月13日)

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コメント

パソコン新設でしばらく留守してました。(* ̄ー ̄*)またよろしく。
幕末もの、「コブタン」37号に「維新前夜・江戸城」130枚書きました。近く発刊。
新撰組の活躍も悲劇も。

新撰組の近藤勇、土方歳三の話は、幾多の作家によって書かれてきましたが、最後まで徳川に忠誠を尽くしたように見えますが、実はその立場でしか武士として生きて行けなかった階級の出身であったことにこそ、行動の秘密があるように思います。

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