« 冬ドラマ、どれ観る? | トップページ | 造幣局の設置(1869年) »
寝ごころやいづちともなく春は来ぬ(蕪村)
毎日続いているニュースは暗い話題ばかり。でも春はもうすぐそこまで来ている。本日は「立春」。むかし中国では「立春に卵が立つ」という言い伝えがあった。物理学者の中谷宇吉郎は、太陽の位置や引力の関係があるというまことしやかな説を否定するため実験をしてみせた。昭和22年2月6日の朝日新聞には次のように報じられた。「上海やニューヨーク、そして東京で立春の日に一斉に卵が立った」でも、結論は卵は立春の日でなくとも根気よくやればだれでも立たせることができる。中谷は暗い世の中に明るい話題を提供したかったのであろう。
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
内容:
コメント