馬手
幼児に右、左を教えるのに、日本人だったらたいていの親は、「お箸を持つほうの手が右、お茶碗を持つほうの手が左だよ」と教えるだろう。もっと昔は、馬に乗るとき、「馬手(めて)」「弓手(ゆんで)」という語もあった。馬に乗るとき、右手に手綱、左手に弓を持つから、きている。平安時代の上流階級の子どもが、これで右、左を覚えたのかどうかは知らない。
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幼児に右、左を教えるのに、日本人だったらたいていの親は、「お箸を持つほうの手が右、お茶碗を持つほうの手が左だよ」と教えるだろう。もっと昔は、馬に乗るとき、「馬手(めて)」「弓手(ゆんで)」という語もあった。馬に乗るとき、右手に手綱、左手に弓を持つから、きている。平安時代の上流階級の子どもが、これで右、左を覚えたのかどうかは知らない。
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