青ヶ島のモーゼ・佐々木次郎太夫
東京都の島嶼部にある伊豆七島は、実は9つの島がある。八丈島から南方67kmにある伊豆諸島最南端の島が青ヶ島である。1780年から1785年にかけて島は大噴火に見舞われ50年間無人島となった。しかし名主の佐々木次郎太夫(1767-1852)は幾たびかの辛酸をなめながらも、苦労の末に島民たちを島へ還住することに成功した。「青ヶ島還住記」(1933)を書いた柳田國男は佐々木を「青ヶ島のモーゼ」と呼んでいる。宮本常一らが編集した「忘れられた土地」(日本残酷物語2)には1950年代半ばの青ヶ島の悲惨な生活が記録されている。
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