ジンジャ―・エール
1月16日は禁酒の日。1920年、アメリカで禁酒法が実施された。20世紀初頭までに18の州で禁酒法が実施された。これが全国に及んだもの。下戸のわたしはショウガなどの香りと味をつけ、カラメルで着色したノンアルコールの炭酸飲料ジンジャーエールをたまに飲むことがある。1890年、カナダ人ジョン・マックローリンがトロントで製造したのが始まり。ジンジャー・エールはアメリカ禁酒法時代に人気飲料となった。なぜアメリカ人はアルコール依存症が多いほど酒好きなのに、一方で禁酒が根強く叫ばれるのか。根本にはキリスト教の思想があるからだろう。その点で東洋世界、とくに中国・朝鮮・日本はおおっぴらなお酒天国である。かつてお酒は「百薬の長」とも言われ、大酒飲みが豪快で男らしいとする風潮があった。モンゴルのことわざには「飲めば死ぬ、飲まなくても死ぬ」がある。コロナ禍明けごろからテレビでも「おつかれ生です」とビールをさかんに宣伝している。仕事の接待や付きあいでも居酒屋での飲酒が求められ、下戸にとっては飲めないことがつらい思いをする時期である。しかし医師などに相談するとビール1缶でも健康に悪影響があるという。WHOは「いかなる量のアルコール摂取であっても、健康にとって安全ではない」として発がん性物質が指摘されている。資本主義の経済活動を優先したものであるが、年末年始のアルコール飲酒の機会が多いと思うが、控えめにした方がいい。 ginger ale、John McLaughlin
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(◎´∀`)ノ
ジンジャエールは大好きです。
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2015年12月23日 (水) 11時50分