後拾遺和歌集
応徳3年のこの日、「後拾遺和歌集」が完成する。八代集の第四番目の歌集。20巻、総歌数は1218首。勅命は白河天皇、選者は藤原通俊。ただし通俊は優れた歌人とはいえないという理由から、古くから通俊選者となつたことを不審とする説がある。(9月16日)
物おもへば沢の蛍も我が身より あくがれ出づる魂かとぞみる(和泉式部)
現代語訳:物思いをしていると、沢を飛び立っている蛍の火も、自分の身から離れ、さまよい出た魂ではないかと見えたことだ
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