ガンバレの日
東京五輪2020。競泳の大橋悠依選手など女性の活躍が光った。史上最多の金27個は大健闘と思うが、コロナ禍のせいか「がんばれ日本!」はあまり耳にすることは少なかったような気がする。ところで「がんばれ」という日本語は日常的によく使い、耳にするが起源は江戸語であろう。ガイハリ(我意張り)→ガニハリ→ガンバリとなったらしい。つまり「我を張る」自分の考えを通す、に由来する。1936年この日、ベルリンオリンピックの女子200m平泳ぎ決勝、前畑秀子の水泳実況放送で河西三省アナウンサーが「前畑ガンバレ!前畑ガンバレ!」と連呼して以来、スポーツ応援の常套語として定着した。東京五輪2020ではスケボー西矢椛の実況中継で「13歳!真夏の大冒険」が話題になった。(8月11日)
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