雑学教室#1
この世の中には、知らなくたって生きていくのに全然困らないのだけれど、知っていたほうが楽しく生きていけるというお話が無数にある。「新郎が花嫁をお姫様抱っこするのはローマ建国の略奪婚が由来」「リンカンが髭をはやしたわけ」「山の頂上で叫ぶのは、なぜ「ヤッホー!」なのか?」なんて話、知らなくたって、日々の暮らし、仕事になんの支障もない。でも、知っていればそれだけでなんだか楽しくなるし、人に話せば喜ばれること、間違いなし。それが雑学の面白さなのだ。
棒高跳の棒の長さは、ルールで決まっていない。つまり材質・太さ・長さは自由。4メートルが一般的だが5メートルほどのポールを使う選手もいる。▽リンカーンとダーウィンは1809年の同じ日に誕生している。▽動作が鈍重な人を「のろま」というが、江戸中期の野呂松勘兵衛という人形の遣い手がルーツである。▽講談「天保水滸伝」でおなじみの平手造酒。モデルの平田深喜は笹川繁蔵の筆の師匠。剣ではなく書道の達人だった。▽サトウキビの糖蜜または絞り汁を発酵させて作ったラム酒。日本では「バナナ・ボート」の歌がヒットした頃、バーで飲まれるようになった。▽石崎秋子が上流家庭に家政婦として派遣され、その欺瞞ぶりを覗き見る市原悦子主演ドラマ「家政婦は見た」。もとの原作者は松本清張。▽茨城弁「ごじゃっぺ」意味は「でたらめ、いいかげん」。
▽細長い独特の形をしたフランスのクッキー「ラング・ド・シャー」。 猫の舌のような形をしているのでそう呼ばれる。▽すしのバッテラは、ポルトガル語でボートを意味するバッテイラからきたもので、形が似ているから。▽宮本武蔵は大男で身長は6尺、およそ180㎝くらいあった。▽「かもめのジョナサン」(リチャード・バック)がベストセラーになった頃、「にわとりのジョナサン」(アルブレヒト・ワインスタイン)も刊行された。▽かぐや姫が紅白歌合戦に出場することになった時、NHK側が「神田川」の歌詞の中の「24色のクレパス」は商品名なので、「クレヨン」に変えて歌ってほしいと言った。南こうせつは悩んだすえ、「歌詞の雰囲気が壊れる」と断り、出場を断念した。
▽木版画を摺る際に用いられる「ばれん」を漢字で書くと「馬楝」▽「バカの壁」(養老孟司)というベストセラーがあるが、「アホの壁」(筒井康隆)という本もある。▽豊臣秀吉は右手指が6本あった。▽「女心と秋の空」は元々は「男心と秋の空」だった。▽日本で出版された本でタイトルの五十音に並べると間違いなく1番最初にくるのは、大槻あかね「あ」(こどものとも絵本)である。安藤富治「嗚呼硫黄島」もかなり最初にくるようだ。▽「キンコンカンコン」日本では学校で放送されているチャイムのメロディとして広く知られている。東京都大田区立第四中学校の教諭、井上尚美が1956年にロンドンのビッグベン(ウェストミンスターの鐘)をもとに使用したもの。それまでの鐘の音は空襲の警報や戦争のつらい思い出があるため、子どもたちがよみがえらせないためチャイムを考案したといわれる。(知らなくてもいい雑学,無用の雑学知識集、雑学ブログ) Langue de chat
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平手造酒、野呂松の話は初耳・・。
いやあ、参りました。(○゚ε゚○)
投稿: 根保孝栄・石塚邦男 | 2013年7月12日 (金) 06時57分