徳川家継
宝永6年のこの日、第6代将軍・徳川家宣の四男・鍋松が生まれた。生母は喜世、のちの月光院。鍋松は正徳3年に第7代将軍に就任したが、正徳6年にわずか8歳で死去した。史上最年少で任官し、また史上最年少で死去した征夷大将軍である。幼少であったので、幕政の実権は側用人の間部詮房が握っていた。室鳩巣の手紙によれば、聡明仁慈でふるまいも静かで上品だったという。家継の死によって秀忠の流れの男系男子は途絶えた。(7月3日)
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