
五味清吉画 「木口小平」
明治27年のこの日、日清戦争成歓(安城の渡し)の戦いに、ラッパ手の木口小平(1872-1894)は、敵弾で重傷を負ったけれども、死に至るまでラッパを吹きつづけて、軍の士気を鼓舞した。
木口小平ハ 敵ノタマニアタリマシタガ 死ンデモ ラッパヲ クチカラ ハナシマセンデシタ
事実は成歓役のラッパ手は、白神源次郎(1868-1894)であったが、明治35年の小学校教科書に木口小平の名前が掲載されたため、木口の名前のほうが国民全体に広まって浸透していった。(7月29日)

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