見かけがそんなに大事ですか?
「リーガルハイ2」第3話。美人と結婚したエリートサラリーマンが、妻が整形したことを知り、離婚と慰謝料請求の訴訟する話。ブサイクな男が生まれてくる子どものことを考えて美人との結婚を願望していた。妻は離婚を承諾して若いイケメンと再婚する。古美門の名言「企業の面接において、能力は同等であれば、見た目の良い方が採用されます。能力が多少劣っていても、いいえ、相当劣っていても美人であれば採用される可能性が高い」
世の中、すべて容姿で判断される風潮にある。「若くて美しく」という願望で巨額ビジネス産業が成立する。美男美女のほうが就活や結婚に有利。テレビの女子アナや一流会社の受付嬢が美人揃い。人は見かけじゃなくて心の美しさが大切といっても本音はウラハラ。でも容姿端麗を求めるのはせいぜい50歳くらいまで。誰でも年取ると美男美女も関係なくなり、内面や知性が必要だということがわかる。今回の話はこのような容姿端麗社会への警鐘として面白く見れた。
箴 中国の東晋の時代、「女史箴図」の絵画の右側に「人は咸、その容を脩ることを知るも、その性を飾ることを知るなし」と書かれている。昔の人は心の素養の大切さを訴え、綺麗な容貌になるには、心を修めなければならないと考えていた。
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この回、見ました〜!古美門のマシンガントーク、抱腹絶倒でしたし、ラストで、整形美人妻に振られる元夫。ピリリと辛い結末。
投稿: | 2014年6月 7日 (土) 21時00分