無料ブログはココログ

« 犬公方綱吉と生類憐みの令(1685年) | トップページ | 2023年の夏ドラマ »

2023年7月14日 (金)

アテネの裁判は美人がトク

Photo_6

 

    アテネで民主政がすすむと衆愚政となり、役人はクジで定められた。裁判は陪審制だった。有名なソクラテスは神々の信仰をきずつけ、青年に悪い影響を与えるという理由で、死刑の宣告をうけた。国外逃亡をすすめるものもいたが、ソクラテスは、毒杯をあおいで静かに死んでいった。フリュネという高級娼婦があるとき訴えられた。雄弁家たちが彼女のために弁護してくれたが効果がなく、有罪になりそうだった。そのときフリュネは法廷でパッと裸になった。すると陪審員たちは、「こんな美しいからだに悪い心が宿っているはずがない」といって、彼女を無罪にした。日本中が固唾をのんで見守った小保方晴子の記者会見。彼女が涙を流すと擁護する人が相次いだという。いつの世も美人はトクである。

« 犬公方綱吉と生類憐みの令(1685年) | トップページ | 2023年の夏ドラマ »

世界史」カテゴリの記事

コメント

アテネの裁判に限らず、普遍的に美人は得だなぁーと思います。なにせ男性は美人に弱い。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 犬公方綱吉と生類憐みの令(1685年) | トップページ | 2023年の夏ドラマ »

最近のトラックバック

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28