マクドナルド マクドナルド1号店
昭和46年7月20日、銀座三越1階にマクドナルド1号店がオープンした。ハンバーグを主力商品として、世界規模で展開するファーストフードチェーン店・マクドナルド。マクドナルドはアメリカの大量消費文化やアメリカ帝国による経済支配の象徴と考えられ、各国の民族主義派・保守派や、環境保護活動家、反グローバリズム運動家の攻撃目標となるケースが少なくない。当時、日本人は「ハンバーガー」という食べ物にはなじみがなく、敗戦国という反米思想も一部には残っており懸念する要素もあった。ハンバーガー80円、チーズバーガー100円、コーラ50円。1号店は大変な評判になり、日本各地に続々と店舗が作られ、ファストフードが身近なものとなっていく。日本人は好奇心が旺盛で、新しいものはどんどん受け入れる国民性がある。反米は杞憂のものであった。
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