加賀の一向一揆(1488年)
富樫氏は、室町時代に加賀国を支配する守護大名である。富樫政親は応仁の乱が勃発すると細川勝元方の東軍に与した。ところが、弟・幸千代が西軍に与して敵対したので、政親は家督をめぐって弟と争う羽目となった。文明3年富樫幸千代を倒す。文明7年、一向衆徒を弾圧した。文明13年、越中で一揆が発生した。長享2年、政親が攻撃するや、本願寺門徒の農民・越中の門徒が協力して高尾城を攻めおとし、富樫政親は自害した。以後1世紀にわたり加賀国は自治支配を行った。
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