ソルフェリーノの戦い
1859年のこの日、ナポレオン3世率いるフランス帝国とヴィットーリオ・エマヌエーレ2世率いるサルディーニャ王国軍の連合軍が、フランツ・ヨーゼフ1世率いるオーストリア帝国軍と戦い、フランス・サルディーニャ連合軍が勝利し、翌年イタリアの統一に向かう。日本史に例えるなら、鳥羽伏見の戦い。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世が明治天皇、ガリバルディが西郷隆盛、アンリ・デュナンが松本良順か。
現代戦はプーチンやゼレンスキーは戦場からは離れた大本営に常にいるが、ソルフェリーノの戦いまでは、当事国の君主が親征に出て軍を指揮していたという、世界戦史上、最後の戦争といわれている。(6月24日)
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