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2023年5月14日 (日)

島田一郎の墓

Haka

 

2b005  現代人は有名願望がつよい。ということは元代の人間評価のものさしが有名・無名にあるからだ。島田一郎は有名人であろうか。歴史に相当に詳しい人なら知っている名前である。ちなみにコンサイス日本人名事典には所載されている。名前は「島田一良」とある。明治11年5月14日、島田一郎(左画像、1848-1878)ほか5人は、内務卿大久保利通を東京麹町紀尾井坂清水谷で暗殺した。その足で自首し、同年7月27日に斬首された。49歳であった。谷中霊園(台東区)には、6人の墓が並んでいる。実行犯は、石川県士族島田一郎、長連豪、杉本乙菊、脇田巧一、杉村文一および島根県士族の浅井寿篤である。

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コメント

私、NHK連続テレビ小説「あさが来た」を見てますが、2015年12月24日~25日の放送において、大久保利通暗殺事件=紀尾井坂の変のことが触れられました。しかも、NHK連続テレビ小説で、そのことが触れられたのは、史上初だと思います。波瑠さんという女性タレントが演じる主人公(史実では、広岡浅子という女性実業家)が、事件が発生した明治11年5月14日当時の瓦版を見た上で、ショックを受けるシーンが描かれていました。暗殺すること自体は暴力行為ですから、絶対且つ決して許されませんが、加害者側の島田一郎・長連豪・脇田巧一・杉本乙菊・杉村文一・浅井寿篤の計6名の不平士族としては、どうしても我慢できないほどの怒りと憎しみと政治への不満を募らせた上に、一郎が、西郷隆盛に対して異常すぎるほどの尊敬心が、利通に対して牙を剥いたと認識しています。まさしく、お互いが理解し合えなかった結果だったのではないでしょうか。

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