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2023年3月17日 (金)

紙の寸法にAとBとがあるのはなぜか?

 最近は会社や学校などで使用される紙はAサイズと決められている。ドイツA判と菊判がサイズが近いためÅ判が採用された。しかし長年にわたり日本人が親しんできた四六判の大きさものこしたいという考えもあった。これは日本式独得ののBサイズが生まれた。日本のBサイズというのは江戸時代の公用紙である美濃紙をもとに定めた美濃判に由来している。明治期に出現した菊判(主に雑誌用)や四六判(主に小説用)も正確な寸法が定められていないが、長い間わが国で使用されている。日本のBサイズも菊判、四六判に近い判型として大正11年に公表されたものである。高さは菊判がだいたい22㎝、四六判が19㎝、B6が18.2㎝である。

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