テキサスの黄色いバラ
アメリカ民謡「テキサスの黄色いバラ」の「黄色いバラ」とは、テキサスのメキシコからの独立を成功に導いた伝説の女性エミリー・モルガンを指す。1836年3月6日、サンタ・アンナ将軍の率いる3000人のメキシコ兵はサン・アントニオに進軍してきた。デビッド・クロケット、ウィリアム・バレット・トラビス、ジェームズ・ボウイら189人の市民と義勇兵はアラモ教会を砦として籠城した。アラモの砦は13日間の攻防のすえ、全滅する。しかしメキシコ軍も4月21日にはサン・ジャシントの戦いでサミュエル・ヒューストン将軍に敗北する。これによりテキサスはメキシコから独立し、テキサス共和国となる。1845年12月29日、テキサス共和国はアメリカ合衆国に加盟し、第28番目の州・テキサス州が誕生した。
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