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2023年2月15日 (水)

トルコ・シリア地震

  6日未明、トルコ南東部で強い地震が発生した。ガジアンテプ、シャンルウルファ、ディヤルバクル、アダナ、カフラマンマラシュなど各県で多数の被害が出ている。 トルコは日本と同じく地震国で今回の地震は1939年、1972年以来の大地震で、死者は4.5万人を超えている。住居を失い、避難生活を送る人は推計100万人に上る。中東の大国トルコは歴史的に微妙な立ち位置にいる。ロシアとウクライナとも支援を表明している。歴史的に見れば、紀元前、小アジアはギリシア・ローマ人が支配したが5世紀にユスティニアヌス帝のころビザンツ帝国が繁栄した。その後6世紀中頃、アルタイ山脈を本拠とする突厥というトルコ系遊牧民族が起こった。その後、発展し西方に移動し、小アジアでオスマン朝をおこした。やがて1453年にコンスタンティノープルを陥落させ、オスマン帝国が20世紀初頭まで存続した。第一次世界大戦では同盟国側に属して敗戦国となった。1923年、トルコ共和国の成立が宣言され、ケマル・パシャが大統領となる。1941年、ドイツとの間に友好条約が締結される。第二次世界大戦に際しては、最初は中立政策を採用する。大戦の末期に対日・独宣戦を行う。トルコは大戦中、主戦場となることなく、空爆など大きな被害を回避できた国である。ドイツとロシアとに挟まれた地理的位置であることを考えると、イスメト・イノニュの政治的判断が正しかったといえる。

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