造幣局の設置
明治2年2月5日、太政官に造幣局が設置される。由利公正の考えで工場は大阪の西成郡川崎村(現北区天満)に建てられた。東京でなく大阪にした理由には、淀川による水運の便があったからだが、実情は複雑だった。新政府は、関西商人に御用金調達の面で多大の世話をうけており、三井や鴻池らは政府の財政機関の実務の中核に入り込んでいた。由利は、その点から土地選択に配慮を強いられた。
« アレッサンドロ・アキリーニ | トップページ | 「叺」 何て読むの? »
「今日は何の日」カテゴリの記事
- 「五箇条の御誓文」宣布(1868年)(2023.03.14)
- 造幣局の設置(2023.02.05)
- 相馬大作事件(2022.08.28)
- 松川事件(2022.08.17)
- 梅の日(2022.06.06)
コメント