緑衣女
ある書生のもとに、毎夜通ってくる緑衣の女は、腰がほっそりしていて歌がうまい。ある夜、帰りまぎわに女の叫び声がしたので、出て行ってみると、緑色の蜂が蜘蛛の糸にからめられて悲しげに泣いている。書生が助けてやると、蜂は硯の墨汁にからだをぬらして机の上を歩き、「謝」の字を書いて飛び去ってしまった。(聊斎志異)
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投稿: みか | 2007年6月 5日 (火) 22時39分