言葉の類型(ことわざ故事成語・名言名句など)
日本はことばの豊富な国であり、ことわざ・格言・故事成語・名言名句など様々な種類の言葉が存在するが、その語源や由来によって類型化することができる。慣用句・決まり文句・新語・流行語・若者ことばなど文章や会話で使われている。
1.「やまとは国のまほろば」古事記・倭建命の歌。日本の古典。
2.「泣く子は育つ」大声をあげて泣くような赤ん坊は元気なので、丈夫に育つということ。泣くからと言って心配するなという意味にも使われる。江戸時代から使われている代表的な「ことわざ」であるが初出、出典の正確な由来は不明。
3.「敵は本能寺にあり」天正10年、明智光秀が主君信長を弑逆したときの歴史的な名言であるが、光秀が本当に言ったかは不明。頼山陽「日本外史」にある。
4.「蛍雪の功」苦労して学問に励むこと。出典は「晋書」。「温故知新」「四面楚歌」「臥薪嘗胆」など故事成語には中国古典の由来のことばが多い。
5.「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよう」技術が大切ということ。外国のことわざだが、その由来は不明。「知識は力なり」と同類。
6.「考える葦」哲学者パスカルの「パンセ」にあることば。
7.「あがり」お茶のこと。寿司屋の業界用語。
8.「持続可能な」サステナブル。国連が定めた世界的目標。新語・流行語
9.「セクハラ」性的いやがらせ。セクシャル・ハラスメントの略語。外来語
10.「きんきりうし」去勢された牛。ほとんど使われないことば。
11.「じんじろげ」意味不明のことば。「くしゃがら」など。
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