大陸移動説
気象学者のアルフレード・ロータル・ウェゲナー(1880-1930)は、大西洋をはさむ両大陸の海岸線の形がよく似ていることなどから、かつては一つで(パンゲアと呼んだ)それが2億年ほど前に今日のような大陸に分かれはじめ、ゆっくりといまの位置に移動してきたという学説を発表した。1912年1月6日のことだった。彼は1915年、この説をまとめて「大洋と大陸の起源」と題する著書を発表した。この本は、地質学の歴史始まって以来最大の論争と嘲笑の的になった。しかし1960年代末になって、ウェゲナーの説はプレートテクトニクス説の一部となって復活した。ウェゲナーが考えたとおり、大陸はいまも動いている。( keyword;Alfred Lothar Wegener )
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