B級映画の愉しみ
本日は二十四節気のひとつ「大雪(たいせつ)」。もう山の峰々は積雪に覆われているので、大雪という。いよいよ冬の到来が感じられる時季である。
B級映画とは主に洋画の西部劇の娯楽作品をさすことがおおいが、日本映画の新東宝の作品などは娯楽的趣向が満載でB級と呼ぶにふさわしい感じがする。昨夜みた宇津井健の「猛吹雪の死闘」(1959)は三原葉子、菅原文太が共演し、山岳アクションも新鮮だった。以前にみた天知茂の「恐怖のカービン銃」(1954)も実録タッチでB級と呼ぶにふさわしい。いずれも公開当時は場末の映画館でひっそりと上映されたと思われるが、半世紀を経ると珍品になる。
「猛吹雪の死闘」の石井輝男監督は宇津井とはスーパー・ジャイアンツの名コンビ。後年には大雪原を舞台に高倉健「網走番外地」シリーズを撮っている。
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