ライト兄弟が初飛行に成功(1903年)
本日は「飛行機の日」。1903年12月14日、ウィルバーとオービルのライト兄弟はノースカロライナ州キル・デビル・ヒルズで大西洋からの風を利用して翼で浮かび上がる実験を試みる。キティホークの丘に上り駆け降りて風にのる。14日の飛行はわずか3秒半で失敗。3日後の17日、ついに852フィート(255m)の飛行に成功。この飛行はわずか59秒間であつたが、人を乗せた機械がみずからの力で空中に舞い上がり、速度をおとすことなく前進しつづけ、出発したところと同じ高さの地点に着陸したのは、世界の歴史上これがはじめてのことであった。人類の長い間の夢は、ここに実現した。ライト兄弟の初飛行地に1932年、記念塔が建てられた。
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