世界には可笑しな名前の王様がいる。シャルル2世は禿頭王、シャルル3世は間ぬけ王、エゼルレットは無能王。これらは渾名だが、自らを「糞ころがし王」と名乗った王がいる。古代エジプトのツタンカーメンである。古代エジプト人は、糞をころがすスカラベ(scarab)をみて、日輪の回転を司るケペラ神の化身とみなした。古代エジプト語の「再生」「復活」を意味する「ケペル」と音が近いため、スカラベは再生の象徴として崇拝された。下図はカルトゥシュ(王名枠)に入っているツタンカーメンの即位名「ネブ・ケペル・ラー」の象形文字。(scarab )
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