北朝鮮の長距離ミサイル
北朝鮮がミサイルの発射回数は2022年になって過去最多の39回である。北朝鮮が日本に向けてミサイルを撃ってくるのはなぜでしょうか?北朝鮮は長年に渡ってアメリカと敵対関係にある。そのため、アメリカと仲がいい他の国々とも良好な関係をきずけていません。そこで北朝鮮は、核兵器とそれを運ぶミサイルの開発に乗り出し、軍事的な存在感を高めることにしまし。そうすれば、アメリカと対等な立場で交渉し、自らの要求を飲ませることができるかもしれないと考えたようです。北朝鮮はより遠くまで正確に飛ぶミサイルの開発を今も続けています。日本に向けて撃つのは、日本がアメリカの同盟国であることから、アメリカへのアピールになるという理由もありますが、地理的な理由もあります。北朝鮮の北にはロシア、西から南にかけては中国があります。どちらも北朝鮮と仲のよい国ですからねそちらへ撃つわけにはいきません。残るのが日本のある東側なのです。
北朝鮮のICBMはいずれアメリカ全土を射程圏内に入ってしまうミサイルを開発するだろう。日本にはミサイルを撃ち落とすための「ミサイル防衛システム」がある。しかしミサイル攻撃に対して日本の迎撃システムが本当に作動するのか、わからない。朝鮮戦争勃発は時間の問題であり、もう誰にも止められないところまできている。もし朝鮮半島で戦争が起きたら、第一次世界大戦と同じ規模の死傷者が発生すると韓国メディアは伝えている。北朝鮮が核ミサイルや化学兵器など無差別な砲撃で開戦の火ぶたが切られた場合、米軍2万8500人、韓国軍60万人がこれに立ち向かうことになり、戦争シュミレーションでは米韓が勝利するものの、開戦直後の周辺国の被害が想定されるので、ミサイル攻撃に備える必要がある。防衛省は迎撃ミサイルPAC3を配備している。だがこのような緊迫した情勢のなかで小野寺防衛相と林農相はテニスを楽しんでいる。この国は本当に大丈夫だろうか。
「世界史」カテゴリの記事
- 李氏朝鮮はなぜ元号がなかったのか?(2023.05.24)
- ハインリヒ5世(2023.05.23)
- 劉裕と陶淵明(2023.05.22)
- ポーランドの英雄ヤン・ソビエスキ、国王に即位する(2023.05.21)
- ゴンブルサ事件(2023.02.18)
コメント