無料ブログはココログ

« 北朝鮮の長距離ミサイル | トップページ | 映画のキス・シーン »

2022年12月 5日 (月)

曹操と華佗

688965f754472d45e0b2fffd9d3665d7   「立てば芍薬、座れば牡丹」といわれるが、芍薬は牡丹と並んで美しい花を咲かせる。また「芍薬甘草湯」という漢方薬としても用いられる。この芍薬に薬効があることを発見したのは三国時代の名医、華佗である。

  三国志「魏」の英雄・曹操も60を過ぎると病の床に就くことが多くなった。「乱世の姦雄」も、「猶お人のごとき也」と死期が近づいて来るのを恐れた。そこで呼び寄せられたのが、名医華佗である。曹操は発作の度に華佗の鍼で救われたが、猜疑心が強くて、華佗の治療を謀殺の手段と思い込んで、彼を獄死させてしまう。曹操が死に至るのはそれから間もなくのことであった。2006年に曹操の墓が発見された中から遺骨や愛用の枕が出土した。晩年、歯が悪く、頭痛や歯痛があり、死につながる深刻な病が解明されている。

 

« 北朝鮮の長距離ミサイル | トップページ | 映画のキス・シーン »

世界史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 北朝鮮の長距離ミサイル | トップページ | 映画のキス・シーン »

最近のトラックバック

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31