シュテルンの段階提示法
幼児の知覚の発達段階を検査する方法。猫や犬、あるいは鳥や靴の輪郭の一部を描いて、どの段階で子どもがそれと知り得るかを試す方法。形態把握の程度が明らかにされる。ウィリアム・シュテルン(1871-1936)はドイツの心理学者。ハンブルク大学教授となるが、ユダヤ人であったためナチスに追われ渡米する。デューク大学教授となる。初め知能や思考の発達的研究を行ったが、後半は人間学と科学を調和させる独自の人格主義心理学を創唱した。IQ(知能指数)概念を初めて提唱したことでも知られる。
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