過去の物価の推移
秋から不二家ネクターやオロナミンCドリンクなど値上げがなされて、諸物価が高騰している。タバコを吸うシーンで男の色気を感じる映画は「恐怖の報酬」のイブ・モンタン。ニトログリセリンを運搬する恐怖の前に悠然とタバコを一服。こんな映画も少なくなった。なにせ世の中、健康志向を反映してかドラマの中でも喫煙シーンは消えてしまった。
タバコの値段を決めるのは昔は「製造たばこ定価法」というものがあったが、1984年に専売改革関連法が成立し、たばこ事業法が制定され、「たばこ専売法」および「製造たばこ定価法」は廃止された。民主党政権時代、小宮山洋子大臣が「たばこ増税、700円程度とすべし」と気炎をあげた。だが700円にすると販売は減少し税収入増加に結びつかないという意見もあった。昭和25年、ピース50円、光40円。昭和35年ころ、バット30円、ピース・しんせい40円だった。これは少年マガジンが40円とほぼ匹敵する。だいたいタバコと週刊誌は同じだったが、1960年にハイライト70円がでてから、タバコのほうが高くなってきた。現在、少年マガジンなどだいたい300円くらいだが、メビウスは480円、マールボロは510円と2倍くらいの値段になっている。映画の入場料は昭和45年まではだいたい500円くらいだったが、1972年に800円、1975年1000円、1985年1500円。近年人件費の高騰や施設・設備の改装が増えて、一般の平日料金は、1900円である劇場が多い。これは世界的に見ても一番高い。
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どうやら小宮山大臣の真意は喫煙者を減らす事にあるようです。独自の調査により¥700というのが税収が減らずに喫煙者が減る「損益分岐点」だそうです。
投稿: ken | 2011年9月 7日 (水) 12時00分