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2022年10月29日 (土)

「白夜」びゃくや、はくや、どちらでも正しい

  漢字につまわる話、いろいろありますよね。自分が正しいと思っているのに、異なる読み方をされると、戸惑いを感じます。フリーアナウンサーの有働由美子が買い物をしていると、店員さんが「ろうほのお茶があります」と勧められた。「老舗」(しにせ)ではないかと思ったが、このことをラジオで話すと、リスナーから「ろうほ」とも読みます、と多数のメールがラジオ局におくられた。あとで国語辞書を引くと載っていた。世論を「せろん」と読むか「よろん」と読むかの類である。「白夜」も「びゃくや」「はくや」どちらでも正しい。でも欠伸(あくび)を「けっしん」と読むと意味が少し違いので注意しよう!。「伸」に「のばす」の意味があるので、欠伸(けっしん)は「あくびと背のび」の意味になる。

   宮沢洋一経済産業相が川内原発を「かわうち原発」と言い間違えたことが問題になったことがある。鹿児島に「仙台よりも有名でない川内」といわれた市があった。紛らわしいので2004年に薩摩川内市と改称された。日本には漢字が同じで読み方が違う地名がいくつかある。とくに紛らわしいのが「川内」。青森県には川内町(かわうちちょう)が存在するが、愛媛県川内町、福島県川内村は「せんだい」と読む。

 

 

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