窮すれば通ず
「窮すれば通ず」 行き詰って絶体絶命の立場になると、かえって、何とか苦境を打開する方法が考えられるものである。この有名な言葉は易経繋辞下伝第二章にある。正しくは、「窮則変、変則通、通則久(窮すれば則ち変じ、変ずれば則ち通じ、通ずれば則ち久し)」である。
また反対に論語・衛霊公には「窮すれば濫す」とある。行き詰ってどうにもならなくなると、人はつい悪いことをやってしまう。山上徹也が凶行に及んだように。
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