事典で一番最初に出てくる人名は?
「広辞苑」で一番最初に出てくる人名は「アーヴィング」である。ワシントン・アーヴィングはアメリカの小説家。小さな事典では、古代ギリシアの悲劇詩人アイスキュロスであることが多い。広辞苑では長音符は、すぐ上の片仮名の母音を繰り返すものとみなして、その位置に排列する。つまり「アアヴィング」とするので、先頭にくる。ふつうは長音符は無視するので、ここでも一般の事典の排列にならうこととする。創元社「西洋史辞典」では17世紀イギリス清教徒革命期の軍人ヘンリー・アイアトンが最初に掲載されている。
いろいと調べると、世界人名では、古代エジプトの王アアウセルラー・アペピが世界人名を五十音順(アイウエオ順)で排列すると、一番最初に出てくる。
ほかにアアヤバータ(5世紀インドの数学者)、アイアンソン(19世紀イギリスの建築家、エドワード・アイアンソン)、アイヴス(20世紀アメリカの作曲家、チャールズ・エドワード・アイヴス)、アイケ・フォン・レープゴー(13世紀ドイツの法学者)などがいる。
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