鈴ヶ森の受刑者たち
天保3年のこの日、義賊として伝説化された鼠小僧次郎吉が鈴ヶ森刑場で処刑された。慶安4年(1651)、高輪如来寺前にあった処刑場を品川鈴ヶ森(品川区南大井2丁目)に移した。最初の処刑者丸橋忠也をはじめ、平井権八、八百屋お七、天一坊、山県大弐、白木屋お駒たちがここで処刑された。丸橋忠也(慶安4年処刑)は由井正雪の陰謀に連座して磔刑、平井権八(延宝9年処刑、歌舞伎では白井権八)は追いはぎなどの罪で磔刑。恋仲の小紫は権八の墓前で自害。比翼塚が目黒不動尊前の虚無僧寺東昌寺跡にある。八百屋お七(天和3年)は生田庄之介と再会したいため放火を企てた。天一坊(享保14年処刑)は吉宗の落胤と称したが詐欺が発覚。山県大弐(明和4年処刑)は尊王思想のため。白木屋お駒(歌舞伎では城木屋お熊)は髪結才三と共謀し喜茂を殺害したため。(8月19日)
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