ポテトチップスが食べたい
「100円でカルビーのポテトチップスは買えますが、カルビーのポテトチップスで100円は買えません」
40年以上も前のCMながら今でも100円で買える。ポテトチップスは庶民の味方だ。当時12歳だった藤谷美和子も今では59歳。病気らしく、徘徊癖があり野良猫にエサをやる姿が週刊誌に載っていた。そこにはかってのアイドル女優の面影はなく哀れさをさそう。わが国にカウチポテト族を普及させた功労者の1人といって過言ではないのだが。
近所のスーパーではポテトチップスが無くなっている。昨年の生産地の台風の被害の影響がでてきた。種類がとても多いのも困る。カルビーの商品だけで20種類以上並んでいる。通年商品の「うすしお味」「コンソメパンチ」「のりしお」「しあわせバター」「しょうゆマヨ」など11種。最近は地域の味として「北海道バターしょうゆ味」「関東だししょうゆ味」など18種。ほかにも新製品が続々開発されている。カルビーは1949年、広島市で松尾糧食工業株式会社として設立、1964年「かっぱえびせん」がヒット商品となった。現在は丸の内に本社を持つ東証一部上場のスナック菓子の大手企業として成長した。1975年にカルビーポテトチップスが発売されてから47年になるが、ポテトチップスが消えたことはなかった。
ポテトチップスの発明者は諸説あるが、アメリカのサラトガ・スプリングスのレストラン・シェフ、ジョージ・クラムというコックさんというのが有力である。この料理はすぐにサラトガ・チップスとして広まった。1900年代に入ると食料品店で量り売りされるようになった。1950年代には今日のような大量生産されたポテトチップスが販売されるようになった。日本では戦後ハワイから帰国した濱田音四郎が最初に製造した。1960年代なると湖池屋、ヤマザキ、ハウス食品、エスビー食品などが生産するようになった。
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