心敬
1406年紀伊国名草郡田井荘に生まれる。3歳で比叡山に入ったらしい。20歳なか頃から清厳正徹に師事して和歌古典を学んだ。応仁の頃、東国へ下り、1471年頃浄業寺に寓居したといわれる。太田道灌や父・道真の歌会に判者として出席している。幽玄に心をとめようとする、深い境地を得て、宗祇、さらに後世の芭蕉まで影響を与えた。著書に「老いのくりごと」「ささめごと」「心玉集」などがある。「雲はなほさだめある世のしくれかな」
« 事典で一番最初に出てくる人名は? | トップページ | ゴルフの起源 »
「日本文学」カテゴリの記事
- 畑正憲と大江健三郎(2023.04.07)
- 青々忌(2024.01.09)
- 地味にスゴイ、室生犀星(2022.12.29)
- 旅途(2023.02.02)
- 太宰治の名言(2022.09.05)
コメント