シレジア織布工の反乱
1844年6月プロイセン王国のシュレジェンで起こった織布工の反乱。これは単に地方的な暴動ではなく、ドイツでプロレタリア労働運動に最初に火を点じたという意味で歴史的な出来事であった。当時シレジアの織布工は資本主義的搾取と封建的収奪という二重の責苦にあっていた。ここではしばしば封建的領主と資本主義的企業家とが同じ人間だったからである。そのため労働者はアイルランド以下の低い生活水準にあった。反乱にはギータースワルダウとランゲンビーラウらの約3000人の織布工が加わり、機械を破壊し、織元の家を襲った。反乱は約2日で軍隊によって鎮圧されたが、全ドイツの労働者に深刻な影響を与えた。ゲアハルト・ハウプトマンの戯曲「織工」もこの一揆を主題にしている。
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