アカデミー賞に歴史あり
アメリカ映画界最高の権威アカデミー賞。本年度はあのウィル・スミスのビンタ騒動で映画そのものがかすんだ感じがする。受賞者に与えられる像は通称「オスカー」と呼ばれている。これが転じて、アカデミー賞自体もオスカーと呼ばれることが少なくない。オスカー像は高さ34センチ、重さ約3800グラム。錫と銅の合金でできており、金メッキが施されている。では、なぜその像がオスカーと呼ばれるようになったのか?
1929年5月16日、第1回のアカデミー賞授与式が行われた。オスカーと呼ばれる金の像をデザインしたのはMGMの美術監督セドリック・ギボンズ。十字軍の剣を持った騎士をアール・デコ様式で表現している。この像には当初名前がなかった。事務局の女性マーガレット・へリック(1902-1976)がこれを見たとき、「自分のおじさんのオスカーにそっくりだ」 looked just like my Uncle Oscar と言ったことから現在の愛称が生まれた。(Margaret Herrick)
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写真はペネロペ・クルスですね
投稿: | 2018年3月 7日 (水) 20時49分