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2022年4月11日 (月)

貧困をなくそう

はたらけど
はたらけど猶わが生活楽にならざり
ぢっと手を見る

 世界には極度な貧困に苦しむ人々がまだ多くいる。ブラジルでは、都市部の郊外に低所得者の住むファーベラ(スラム)が点在している。農村部から職を求めて流入してきた人々が、不便な岩山の斜面や河川敷などの空き地を不法占拠し、密集する粗末な建物に居住する。学校に行けず、物乞いや物売りをする子供たちも多く、彼らはストリートチルドレンとよばれる。経済発展し、オフィスビルが立ち並ぶフィリピンのマニラにも、貧しい人々が生活するスラムが点在している。かつてマニラ近郊のごみ投棄場は、廃品を回収する貧しい人々が集まってスラム化し、「スモーキー・マウンテン」とよばれる地域があった。

 

 

Photo

 

    日本は格差社会か?イタリアの統計学者コッラド・ジニ(1884-1965)が考案した所得分配の不平等さを表す指数をジニ係数という。全員が同じ所得の完全平等社会であればジニ係数は0となり、格差が大きくなるほど1に近くなる。ジニ係数を国別にみると、北欧はじめとするヨーロッパ諸国は低い。一方、ジニ係数の数値が高いのは、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国や中南米諸国で、ひと握りの階層に富が偏在している。

 

格差が大きい国
ナミビア     0.743
レソト           0.632
シエラレオネ   0.629
中央アフリカ  0,613
ボツワナ     0.605

 

格差小が小さい国
デンマーク    0.247
日本       0.249
スウェーデン  0.250
チェコ       0.254
ノルウェー   0.258

 

国や地域によって統計年が異なる。(成美堂出版「世界地図2009」より)

 

    日本はジニ係数は低い。かつて日本は生活程度や社会的地位が中程度の階層が多い、中流階級の国といわれた。だが近年、高齢者世帯の増加、若年層における格差や地域間格差がみられ、ジニ係数が低いからといって格差がないという実感はまったくない。むしろ、日本は貧困率は高い。貧困率とは、さまざまな算出方法があるが、OECDでは年収が全人口の平均年収に満たない人口の割合を貧困率と定義している。非正規雇用者の増加による労働市場の二極化などにより所得格差は拡大しつつある。

 

 

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