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新たに建てられた劇場で初めて行われる催しのことを「杮落とし」という。「杮(こけら)」は「柿(かき)」と同じに見えるが、2つは似て非なる漢字である。「杮(こけら)」は8画で、木部4画(縦棒が繋がっている)なのに対して、「柿(かき)は9画で、木部5画(┴と巾)である。「こけら」とは、材木削った時にできる木くずのこと。昔の民家の屋根の多くは「こけら板というう薄い削り板でふかれていたことから、新築や改築工事の終わりに、板の削りくずを払い落して祝う風習があった。これにならって、劇場の落成公演を「こけら落としと呼ぶようになった。
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