明治初期、新潟県がいちばん人口が多かった
板垣退助の自由民権運動が起こってきた頃、明治13年の東京の人口は100万人に満たない状態で、都道府県別では12位だった。1位は新潟県の154万人、2位が兵庫県の139万人、3位が愛知県の130万人だった。明治21年になると東京は4位となり、人口が急激に増加する。明治31年には東京が188万人で新潟を抜く。かつて新潟が人口1位であったというのは、日本の産業が農業中心であったことをものがたっている。明治末期には東京1位、大阪2位というかたちができあがり、農業より商工業に人が集まる都市化が進展する。現在、東京都の推計人口は、1398万8129人(2022年2月2日)で、前年より4万8592人減った。新型コロナの影響とみられる。
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