たとえ明日が世界の終わりの日であっても、私は今日りんごの木を植える
この言葉はマルティン・ルターの言葉として広く知られている。ゲオルギウの小説「第二のチャンス」(1952年)にも引用されている。しかし本当にルターの言葉であるのか、原典を調べても不明だった。アッシジの聖フランチェスカの言葉に「来週世界が滅びるとしても、今日わたしは人参の種をまく」がある。これらは古来西洋の神学に伝わる、たとえ困難に遭おうとも希望を持って生きていこうという教えを説いているのであろう。1546年のこの日、ルターは生まれ故郷のドイツのザクセン地方の小村アイスレーベンでこの世を去った。62歳だった。(2月18日)
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