幾世餅
いくよもち。江戸両国名物のあん餅。元禄17年に、小松屋喜兵衛が吉原の遊女幾世を落籍して妻とし、その名をつけて売り出し、大評判となった。「女房の名をつけて売る幾世餅」の句がある。古典落語や広辞苑や「たべもの語源辞典」にも載る。だが現代人で幾世餅を食べた者はいるのだろうか。
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