無料ブログはココログ

« 辻潤と伊藤野枝 | トップページ | コロナ禍での歌会始 »

2022年1月17日 (月)

アボガドじゃなくて、アボカドでねえか

Biliqw6caaagyry   朝ドラ「あまちゃん」の組合長でんでん。とぼけた味が最高!「落武者じゃなくて、影武者でねえか」という決め台詞は有名だが、「アボガド?アボカド?どっちが正しいの」というのもある。

  現在では普通に食卓で見られるアボカドだが、1980年刊行の「たべもの語源辞典」(東京堂)には一切説明がない。80年代になって一般に日本で知られるようになった食材だろう。

   多くの日本人は「アボガド」のほうが発音しやすい。だが広辞苑には「アボカド」とある。英語のavocadoは、元々スペイン語のavocadoから来た。スペイン語には「弁護士」を意味するabogadoがある。アステカ語の「ahuacat(きんたまの意味)」を当時のスペイン人が「弁護士」の意味であったabogadoと聞き間違え混同したのが発端である。フランスでは現在もavocatは「弁護士」と「アボカド」は全く同じつづり字である。

 

 

« 辻潤と伊藤野枝 | トップページ | コロナ禍での歌会始 »

ことば」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 辻潤と伊藤野枝 | トップページ | コロナ禍での歌会始 »

最近のトラックバック

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28