Emi Fujita
Emi Fujitaといってもピンとこないかもしれない。香港や東南アジア諸国では人気のある日本人女性シンガーだ。1963年生まれで子ども時代からグループで歌い、左卜全の「老人と子供のポルカ」も歌っている。やがて演歌歌手となつたが売れず、ル・クプルという名で「ひだまりの詩」が大ヒットした。2000年代に入ると英語の歌でアジア各地で人気を得るようになった。最近はインターネット配信なので彼女の歌がいつでも聴くことができる。彼女のような謎のユーチューブ歌手は多い。とくに有名なのはヤオ・スーティンである。1983年、中国広州市生まれということしかわからない。ムーンリバーやサウンド・オブ・サイレンスのような誰もが知っている名曲をやさしく歌う。深夜に寝ながら聞くのに向いている。ベトナム人のトゥイ・ティエンは1985年生まれ。アジアの歌姫は群雄割拠の様相を呈している。
« 登場人物の多い小説 | トップページ | ハルゼーと山本五十六 »
「音楽」カテゴリの記事
- クリフォード・ブラウン(2024.04.27)
- 佐川満男さんを悼む(2024.04.20)
- オリーブの首飾り(2024.03.28)
- ビージー・アデール(2021.12.11)
- Emi Fujita(2021.12.06)
コメント