歴史とはなにか
「キリスト教は排他的であるが、仏教はそうではない」とか「天皇家は韓国から来た」とか政治家の発言が話題となっている。ことばの一部分だけを取り出してとやかくいうことはつつしまなければならない。ただ言えるのは、その人の考えというものは、突きつめて行くと、歴史観なのである。イギリスの歴史家E.H.カーは、「歴史とは過去と現在の対話である」といったが、歴史を学ぶということ、歴史的にものごとを考えるということは、過去を現在との関わりにおいて考えることであり、未来を現在の反省の上にたって考えようとすることである。
このブログはいちおう歴史系ブログである。世間からみると、過ぎ去った古いことを書いて何の役に立つのかと笑うであろう。でも無限の歴史事実を整理して、世間に提供するには、それなりに専門の勉強が必要なわけで、それが歴史学である。ただ、歴史の発展は現代人が期待するように簡単明瞭に進んでいない。紆余曲折のほうが多い。それを一言ですまそうとすると、歴史の歪曲ということになりかねない。歴史は単純明解ではなく複雑怪奇なのだ。さまざまな模索を試みてみる。来年度から高校の科目で日本史Bと世界史Bが統合されて「歴史総合」という新しい科目になる。期待してみたい。
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