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2021年11月 8日 (月)

杜撰

   杜撰(ずさん)とは、著作などで、典拠などが不確かで、あやまりの多いこと。宋の杜黙の詩には韻律の合わぬものが多かった。それで時の人は文章に誤りが多く、大雑把でぞんざいなものを杜撰というようになった(野客叢書)。これには異説があり、道教の大蔵経である『道蔵(どうぞう)』という本は5485巻もあるが、2巻だけが本物で、あとは全部蜀の学者杜光庭(とこうてい)が撰したにせものだから、これからとるにたらぬにせもののことを杜撰というようになったともいう。杜黙については宋に詩人ということしか判らず、杜光庭(850-933)については多数の道書の編纂や著作があることから、杜撰の由来は杜光庭かもしれない。

 

 

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