明日のことは思いわずらうな
イエスは、思いわずらっている人々にこう言った。「何を食べようか。何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。空の鳥を見るがよい。蒔くことも、刈ることもせず、倉に取り入れることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていてくださる。あなたがたは、彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。あなたがたのうち、誰が、思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。また、なぜ、着物のことでわずらうのか。野の花がどうして育っているのか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。今日は生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。・・・だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。・・・あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存知である」あなたも神様に知られているのであるから、明日の思いわずらいは神様にお任せして、今日は今日の事だけで力いっぱい生きることである。
So do not worry about tomorrow,it will have enough worries of its own.There is no need to add to the troubles each day brings.
明日のことは思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。
「太平洋沖、M8級余震が近く起きる」「大地震、首都圏に4年以内に70%以上」「2060年に日本の総人口8674万人。年金財源は?」「地球温暖化で日本は沈没する」という情報が毎日のように流れる。消費増税法案可決。4年先、50年先(私はこの世のものではないが…)を思いわずらうよりも、ソマリアの干ばつで苦しんでいる人々のことを考えるべきだろう。昭和48年の石油ショックのとき、国内の消費者は品不足を心配してトイレット・ペーパーが無くなるのではないかと買いだめに狂奔した。発端は、大阪のスーパーが販売促進のため「紙がなくなる」という1枚の張り紙だった。東日本の震災直後、やはり東京で買いだめが起きた。消費増税リークも政界と産業界が結託した販売促進も、大地震発生も、変異株オミクロンも惑わされてはいけない。
イエスの教え「明日のことは思いわずらうな」。キリスト教国のアメリカでも買いだめは起きたことがポスターからもうかがえる。
最近のコメント